ささやかな呼吸

新卒でSIerに入った若者が日々の愚痴を垂れ流します。

19卒でSIerに入社したが既に辞めたいw【Part48】

Sierに入社してから3ヶ月間(研修中)で読んだ本を紹介します。

 

① スッキリわかるC言語

 

これは、大学での専攻が電気電子科だった為、復習用に買いました。大学の時は、講義や研究に追われて部分的に薄く学んでいましたが、基礎的な本を一冊読むと大分違うなと実感しました。

 

そして、これが僕とスッキリわかるシリーズとの出会いでした。ここから暫くスッキリわかるシリーズ信者になります(笑)

 

② スッキリわかるJava

 

これの本はJavaの入門書としては、最高峰なのではないかと思います。導入から凄く丁寧に書かれているので、挫折する心配は一切ありません。これと似た本で「やさしいJava」もありますが、内容が少し薄いので、こちらをお勧めします。

 

③ スッキリわかるSQL

 

これもスッキリわかるシリーズです。プログラミング関係の入門書は数多くあります。しかし、一口に入門書と言っても中には初心者から中級者向けの物も中には混ざっています。良くある失敗としては上級者でないと読めないオライリーの本を買ってしまうことです。

 

また、プログラミングの本にはサンプルコードにエラーが含まれていたり、環境構築が難しかったり、挫折する要素が多分にあります。このスッキリわかるシリーズはこれらの点を踏まえた上で最高の入門書だと思われます。

 

④ スッキリわかるJava 実践編

 

スッキリわかるJavaの続編です。というより、先の一冊では完結していないので、実質2冊で一冊です。良く使うArrayListからラムダ式などの新しいトピックまで実践編では扱われているので、必ず実践編も買いましょう。難易度は少し高いので、目を通してこんな事もできるのかぐらいの気持ちで読んでも構いません。

 

⑤ スッキリわかるServlet & JSP

 

スッキリわかるシリーズ4冊目です(笑)

業務でJavaを使って行くのならば、ここまでやって最低の基礎ラインになります。Servlet & JSPを学ぶと、JavaSQLこれも(データベース)を繋いで、基礎的なWebアプリケーシを作ることができます。

 

サーバサイドエンジニアを目指している方は、是非ここまでやって下さい。この先にも、SpringFWなどもありますが取り敢えずは出来る範囲のスクラッチ開発(ゼロからプログラムを書く)から入ると良いでしょう。

 

最近、RubyPHPなどのスクリプト言語がやたら押されているのは、JavaやCでは何か作品を作るまでのハードルが高い為です。

 

⑥ スラスラわかるHTML&CSSのきほん 第2版

 

こっからマークアップ言語です。プログラミング言語に比べて簡単かつ手軽なので、気負わずに始められます。これを学ぶとWebサイトの各ページやブログなどを作ることができます。

 

コードを書いたらすぐにブラウザに反映されてるので、やってて非常に楽しいです。特にCSSは簡単だけれど奥が深く、人によってはプログラミング言語よりマークアップ言語を好んだりします。このような人たちはフロントエンドエンジニアになったりします。

 

そして、アフィリエイトなどもできるので、ブログを作って少額のマネタイズを行うなら実はマークアップ言語の方が即効性があったりします(笑)

 

⑦ 知識ゼロからはじめる ゆっくり・ていねい JavaScript ES6対応

 

次は、ブラウザ側で動的な処理を行うJavaScript(JS)です。Javaと名が付いていますが、全く別の言語です。JSでは、ブラウザ側でウインドウやアラートを出したり、HTMLやCSSを書き換えて動かすことができます。HTML、CSSJavaScriptの3つを学ぶことでフロントエンドエンジニアの基礎を習得出来たことになります。

 

私自身は、趣味のアフィリエイトブログでフロントエンドを触り、これからWeb系へ転職する際にサーバサイドエンジニアを目指し、現在はSESでバックエンドをやっています。主にミドルウェアを動かすスクリプトの修正などです。

 

⑧ リーダブルコード

 

言わずと知れたプログラマー向けの名著です。オライリーの本の中では唯一初心者が手を出して良い、むしろ読んでおくべき本です。内容はコーディング規則や効率の良いコードを書く為のノウハウが書かれています。

 

200ページ程の薄いコラムみたいな本なので、気負わずに暇な時にパラパラと読めるので、勉強疲れた時の気分転換におススメです。

 

⑨ かんたん UML入門 [改訂2版] (プログラミングの教科書)

 

研修のプロジェクトでウォーターフォール開発を行った時に読みました。研修でも一応UMLを教わったのですが、オブジェクト図、クラス図、ステートマシン図、シーケンス図、コミュニケーション図などの細かい記法やルールを整理したくて買いました。

 

本の内容としては、前半は丁寧ですが後半は結構飛び飛びであまり親切な本とは言えませんでした。Amazonのレビューや実際に本屋で手に取って選びましたが、読み終わってから振り返るとそこまで良い本ではなかったです。しかし、UMLモデリングの本自体数が少なく、入門書となると選択肢は2、3冊しかなかったのでその中ではマシだったかもしれません。

 

研修担当のITコンサルが言うにはUMLには明確に決まったルールはないようでプロジェクト単位で意思の疎通ができれば良いそうです。英語版の本だったらもっと良いものがあったのかもしれませんが、今後、UMLを使う機会があるのか分からないのでこれ以上深掘りはしないでおきました。

 

⑩ SEの基本

 

会社で配られたので仕方なく読みました。分厚い割には内容が浅く、網羅的で読んでも何の知識も得られませんでした。基本情報技術者試験のテキストを読んだ方が良いです(笑)

 

さいごに

 

3ヶ月の研修中にしては割と読んだ方かなという感じです。基本的に読み進めたら戻らず1週間以内に読み切るようにしていました。ただ、マークアップ言語はハンズオンなのでテキストが薄い割には時間が掛かりました。なので、移動中はリーダブルコードなどの読むだけで先に進める本を携帯してました。取り敢えず、スッキリわかるシリーズは神レベルの良著なのでおススメです!しかも、つい最近スッキリわかるPythonが発売されました!いま積んでいるGitとPHPを消化したらPythonにも着手したいと思います!